メイク写真をネットで叩かれた女性、動画で訴える「ただ一つ大切なのは、あなたがどういう人間かどうか」

顔の外側がどうかなんてたいしたことではないのです。

アメリカ・ワシントン出身のアシュリー・ヴァンペヴェナーフ(20歳)は、自分の写真がインターネットで拡散し、心ない攻撃にさらされるなんて思いもしなかった。

アシュリーは「にきび治療薬のベンゾイルを塗って顔がかぶれてしまったので、それを隠さなければならなかった」とバズフィードに話している。彼女は、友人でメイクアップ・アーティスト、アンドレイア・ウォズニーの助けを得てメイクをし、ビフォー・アフター写真をインスタグラムのアカウント@makeupbydreighに1月に投稿した。


ところが2月になって、写真が皮肉なコメントと共にツイッターで取りあげられた。そしてあっという間にTwitterで拡散した。

「どうやったらこんな風にできるんだろう。私はニキビを一つ隠す方法もわからない」


写真はTwitter、Tumblr、Instagramで何千回も共有された。パロディのアカウントでも取り上げられ、なかには「ビッチとの初デートが、スイミングでなければいけない理由」というキャプションを付ける人もいた。

10月6日、アシュリーはYouTubeに動画を投稿し、心ないコメントを述べた人たちに返答した。また、にきびに悩む人たちを勇気づけるメッセージも伝えている。

「画像に対するコメント読んだ後、私は自信を失ってしまい、化粧せずにもしくは髪をセットせずに外出する気になれませんでした。でもそれは私らしくない。他の人がどう思うかは私にとって大切ではないんです。誰にとっても大切なことではないんです。誰もがすっぴんで美しいと感じて欲しい。顔の外側がどうかなんてたいしたことではないのです。ただ一つ大切なのは、あなたがどういう人間かということです」

アシュリーにメイクをしたアンドレイアは、写真が自分の知らないところで許可を得ずに取り上げられ、しかも悪用されていたことにショックを受けたという。彼女は今回の出来事を「不幸だ」と話す。

「誰かを傷つけるかどうかも考えないで、心ないコメントを書く人がいるのは本当にひどいことです」と、アンドレイアはハフポストUS版の取材で答えた。「アシュリーは強い女の子ですが、その彼女も今回の件では傷つきました。でも、時が経つにつれ、他人の意見など気にしなくていいということに彼女は気付いたのだと思います」

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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