カップ焼きそば「ペヤングやきそば」にゴキブリが混入していた問題で、群馬県伊勢崎市の製造元、まるか食品は全製品の生産、販売を休止すると発表した。再開には数カ月かかる見通しと、複数のメディアが報じている。
同社は今後、二つある製造工場内の排水設備を点検するなどして、虫が入り込む隙間がないか確認する。また、即席麺の下側に異物があっても感知できる装置を導入するなど製造ラインを改修し、品質の管理を徹底する方針。
(ペヤング、再開まで数カ月か 虫混入問題で生産休止:朝日新聞デジタル 2014/12/12 00:08)
混入していたゴキブリは加熱されていたという。製造元は、第三者による混入の可能性もあると話している。
同社は11日、全国で販売しているペヤングブランド25種類の生産と販売を休止し回収を始めたが、外部機関が行った「カタラーゼ試験」と呼ばれる検査で、加熱処理されていないゴキブリだと出るはずの化学反応が確認されなかったことが判明。同社担当者は産経新聞の取材に「反応は出ていない」と述べ、ゴキブリが加熱処理されていたことを認めた。
一方、ゴキブリに付着していた油が同社で使用しているものと一致するかは、今回の調査では判明しておらず、担当者は「油まで一致すれば製造過程ということになるが、分からない以上は断定できない。第三者が加熱で死んだゴキブリを(商品製造後に)意図的に混入した可能性だってある」と話した。
(【ペヤング虫混入】 化学検査“虫”に加熱された痕跡 製造過程で混入濃厚…製造元は「第三者犯行説」 - 産経ニュース 2014/12/12 07:00)
ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています。
ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています。@HuffPostJapan をフォロー