ポール・マッカートニー、5月に国立で再来日公演2days 海外歌手初!
昨年11月に11年ぶりとなる日本ドームツアー(3ヶ所6公演)で約26万人を動員した元ザ・ビートルズのポール・マッカートニー(71)が、5月17・18日に東京・国立競技場で再来日公演を行うことが26日、わかった。7月から改修工事に入る現競技場56年の歴史で、海外アーティストの来日公演が行われるのは“最初で最後”となる。
「マタ、アイマショウ」の約束が早くも実現される。昨年11月、11年ぶり通算4回目(1989・1993・2002・2013年)の単独来日公演では、71歳にして東京・大阪・福岡のドームを満員に。2時間半を超すライブにはビートルズ時代の楽曲も多数含まれ、約26万人が“伝説”の証人となった。
年齢的にも「最後」の来日公演とささやかれていたが、日本のファンの熱気がポールの心を動かした。「すぐにでも日本に帰りたい」という本人の熱望で、わずか半年後の5月に“奇跡”の再来日公演が決定。SMAP(05・06年)、DREAMS COME TRUE(07年)、嵐(08~13年=6年連続)、L’Arc~en~Ciel(12・14年)、ももいろクローバーZ(14年)と今週末に予定されているAKB48に続く史上7組目となる国立競技場公演のみならず、5月24日には大阪・ヤンマースタジアム長居でも行われ、5回目の来日公演は初の屋外ライブツアーとなる。
6年後の東京五輪に向けた建て替えのため、7月から解体工事が始まる現国立競技場の最後の公演をポールにと願う主催者側の熱い思いと、ポールの意志が思いがけず一致した今回の来日公演。関係者は「海外アーティストが現競技場で来日公演を行うのは最後」と明言。昨年の来日公演とは「セットリストや演出も変更」し、新たな伝説を残す。
チケットは4月19日から一般発売開始。再来日を記念し、昨年の東京ドーム公演のうち2曲分のライブ映像、海外ツアー密着ドキュメントなどを計80分の映像を収録したDVD付きアルバム『NEW -2014ジャパン・ツアー・エディション』が5月7日に発売される。
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