韓国・朴槿恵大統領の支持率、3週連続で史上最低の5% 10~20代は「1%」

知人女性による国政介入や財団の不正疑惑に揺れる韓国・朴槿恵大統領の支持率は、3週連続で史上最低値を記録した。

知人女性による国政介入や財団の不正疑惑に揺れる韓国・朴槿恵大統領の支持率は、3週連続で史上最低値を記録した。

世論調査機関の韓国ギャラップが11月18日に発表した数値によると、支持率は前週と同じ5%、不支持率も前週と同じ90%だった。

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大統領の「陰の実力者」と呼ばれる崔順実(チェ・スンシル)容疑者の娘の裏口入学疑惑などで、若年層の支持が異例の低さとなっている。19~29歳の支持率は1%、30代は0%。40代も4%、50代・60代はそれぞれ9%だった。

地域別に見ると、首都・ソウルは 朴大統領の地盤で比較的厚い支持を誇ってきた南東部の大邱市・慶尚北道でも4%下落して5%になった。野党の地盤となっている南西部の全羅南道では、3週連続で「0%」となっている。

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朴大統領を支える与党・セヌリ党の支持率も下落が止まらない。今回の調査では2%下落した15%で、聯合ニュースによれば同党史上最低を記録した。野党第1党の「共に民主党」(31%、前週と変わらず)に水をあけられ、野党第2党の「国民の党」に迫られて2位の座も危うくなってきた。

土曜日の19日には再び大規模な抗議集会が全国で予定されているが、朴大統領は12月に東京で開催予定の日中韓首脳会談に出席を表明するなど、自ら辞任する意向は当面ないとみられる。大統領を職務停止や罷免に追い込むための弾劾には、国会の3分の2の発議が必要なため、支持率急落を受けて与党内に弾劾を容認する勢力が生まれるかが当面の焦点となる。

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