亡くなったマイケル・ジャクソンの娘で、モデルのパリス・ジャクソンがアメリカのローリング・ストーン誌のインタビューに答え「父親は殺された。私は正義を追求している」と語った。同誌はこのインタビューがパリスが深く語った初のインタビューだとしている。
同誌によると、パリスはマイケルの唯一の娘で、自身を「ピーターパン」と考えているマイケルは、彼女のことを「ティンカー・ベル」と呼んでかわいがったという。
パリスは2009年にマイケルが死去した後、数回にわたって自殺未遂を図ったという。15歳だった2013年6月には薬物中毒になって手首を切り、20錠の薬を飲んで自殺を図った。「私は自尊感情が低くて、自分がしていることは何も正しくない、生きる価値がないと考えていた」。
しかしその原因については父親の死だけではなく、知らない人から性的暴行を受けたことによるうつ病だったと明らかにした。
一方、マイケルの死については、殺人だったと信じているとインタビュアーに語っている。
「父は『いつか殺される』と言っていた。すべての矢がその答えに向かっている。陰謀論やでたらめのように聞こえるかもしれないけど、本当のファンや家族は皆知っている。いま私は、チェスゲームのように正しいルールで(正義を)追い求めている。言えるのはそれだけだけ」と話した。
マイケルは2009年、専属医のコンラッド・マレーが処方した麻酔薬プロポフォールの中毒により死亡。マレーは過失致死で有罪判決を受け懲役刑に服した。
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