ディズニーランド・パリでこの夏、初の公式LGBTQイベント開催

「今までにないようなディズニーランドを体感してほしい」
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ディズニーランド・パリ 2017年撮影
GEOFFROY VAN DER HASSELT via Getty Images

ウォルト・ディズニー社がこの夏、虹色の歴史を作る。

ディズニーランド・パリが、ディズニー系列のテーマパークで初めて公式にLGBTQコミュニティーを祝うイベントを開催する。

フランスのテーマパークは『マジカル・プライド』と題したイベントを6月1日に開催し、プライド月間の幕を開ける。

アメリカで始まったプライド月間は、世界中でLGBTQの権利や文化を支持する期間とされ、毎年6月に各地で関連イベントが開催される。

「夢のように着飾って、素敵な気分で、今までにないようなディズニーランドを体感してほしい......虹色に彩られた、派手で、プライドを持ち、イキイキとしたテーマパークを」とディズニーランド・パリはウェブサイトで語った。

『マジカル・プライド』のイベントは、2014年からディズニーランド・パリで開催されており、アメリカのディズニーランドでは、1990年代から毎年「ゲイ・デイズ」が祝われてきた。しかしこれらは全て非公式のイベントで、ディズニーとは正式に提携されていなかった。『マジカル・プライド』の主催者はアメリカのCBSニュースに対し、今年のフランスでのイベントがウォルト・ディズニー社が主催する初めての公式なプライドイベントになる、と話した。

ディズニーは声明で、全てのゲストにとって包括的な環境を育むことにコミットしている、と語った。

「多様性と平等性はディズニーランド・パリが大事にしている価値感です。毎年、出身地や性別、性的指向に関わらず何百万人ものゲストを迎えています」とウォルト・ディズニー社の広報担当者はNBCニュースに話した。「私たちはゲストみなさんに快適な環境...みんなが魔法にかかる場所...を育む事にコミットしています」

2018年にはプライド月間に合わせ、アメリカのテーマパークでは虹色のミッキーの耳の帽子が発売された。ディズニーは多様性を促進している、と一部から称賛されたが、映画ではそういったキャラクターが見られないのに、LGBTQコミュニティーから金儲けしている、と非難も受けた。

ハフポストUS版の記事を翻訳、編集しました。