「完璧なママ、やめます」宣言したら、他のお母さんたちも「いいと思う!」

11人育てたベテランママの子育てを聞いたら、今と全然違っていて驚きました。
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6万人以上の人たちが、あるママのFacebook投稿にいいね!している。

オーストラリアに住むコンスタンス・ホールさんの、「現代の親たちには、大きなプレッシャーがかかっていると思う」とFacebookで訴えた。

投稿は、こんな問いかけで始まる。「ものすごく大きなプレッシャーをかけられたら、お母さんたちは一体どうなってしまうだろう?」

ホールさんの父親は11人きょうだい。その母親(ホールさんのおばあちゃん)は一体どうやって子育てしたのか、彼に尋ねたそうだ。

「父は、おばあちゃんには君の半分くらいしか子育てプレッシャーがかかっていなかったからね、と言ったんです」

「銀行に行く必要も、毎日スーパーに買い物にいく必要もなかったそうです。出産してすぐに、元の体型に戻らなきゃいけないというプレッシャーもありませんでした。それに子供にも、生後3週間までに色んなことができるようになっていなきゃいけない、なんてプレッシャーをかけたりしませんでした。家をきれいにしなきゃいけないとか、高機能のフードプロセッサーを買わなきゃというプレッシャーもありませんでした」

しかし今、完璧な子育てにこだわるあまり、親にはあれもこれもできなきゃいけないというプレッシャーがかかっている。それが原因で、親は子供と一緒に時間を過ごすのが難しい、とホールさんはつづる。

「親たちの多くが、子育てを楽しめていません。全てを完璧にしなきゃいけないというプレッシャーから、子供と一緒に時間を過ごしていても、半分心ここにあらずの状態です」

「ジムに行く、メールに返信する、請求書を支払う、オーガニックのケールを茹でて潰して、パテにして、ケールが入っているとわからないように料理する。お医者さんに行く......」

「洗濯する、車にガソリンを入れる、白髪を染める!それに、子供のお昼ご飯を手作りする。外で買ったとわかったら色々言われますから」

そんな「完璧な親になれ」プレッシャーに、ホールさんは今ノーと言いたい気分だという。

「今朝起きた時、深呼吸して、プレッシャーをなくしてしまいたい、と思いました。ちょうど新しく買ったブラインドがあったんですが、それを取り付けたり、家族に変になったと思われないために家を片付けたりするのが、それほど大切じゃないのでは、と思えました」

「それより、子供たちと一緒に過ごす時間、彼らがどんな気持ちでいるのかを知るための時間を大切にしたいと思いました。『完璧な母親になれ』というプレッシャーや、スーパーママでなきゃいけないという考えに、その時間を奪われないようにしたい」

コメント欄には、ホールさんの投稿に共感するコメントがたくさん寄せられている。その中の一人は、こうつづる。

「子供と遊ぶ代わりに、もっと掃除やスマホに時間を使っておけばよかった、なんて言う人に、会ったことがありません」

ハフィントンポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。