ソチパラリンピック開会式、ウクライナは1人だけ参加

ウクライナは開会式に出るのか注目されていたが、旗手を務めたスキー距離男子座位のトカチェンコただ1人が開会式に参加した。
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SOCHI, RUSSIA - MARCH 07: Flag bearer Mykailo Tkachenko of the Ukraine enters the arena during the Opening Ceremony of the Sochi 2014 Paralympic Winter Games at Fisht Olympic Stadium on March 7, 2014 in Sochi, Russia. The rest of the Ukraine team refused to enter the arena as a protest against the present political tension between Ukraine and Russia. (Photo by Tom Pennington/Getty Images)
Tom Pennington via Getty Images

ロシア南部のソチで3月7日、冬季パラリンピックの開会式が開かれた。冬季としては過去最多の45カ国の約550人が選手登録しており、16日まで障害者スポーツの熱い戦いが繰り広げられる。

ロシア軍の介入を受けて、大会をボイコットする意向を表明していたウクライナ。開会式に出るのか注目されていたが、旗手を務めたスキー距離男子座位のトカチェンコただ1人が開会式に参加した。ロシアへの抗議の意味を込め、他の22人の選手はスタンドから見守った。朝日新聞デジタルは次のように伝えている。

ただ1人入場行進したスキー距離のトカチェンコは「入ってきた時は少し緊張したけど、うまくいくと思った。国で何が起ころうとも、この瞬間に集中しなければならない。我が故郷には、強く、ただ強くあって欲しい」と複雑な心境を明かした。

(朝日新聞デジタル「ロシアに反発のウクライナ、1人で入場 パラリンピック」2014/03/08 10:04)

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