ロシア南部のソチで3月7日、冬季パラリンピックの開会式が開かれた。冬季としては過去最多の45カ国の約550人が選手登録しており、16日まで障害者スポーツの熱い戦いが繰り広げられる。
ロシア軍の介入を受けて、大会をボイコットする意向を表明していたウクライナ。開会式に出るのか注目されていたが、旗手を務めたスキー距離男子座位のトカチェンコただ1人が開会式に参加した。ロシアへの抗議の意味を込め、他の22人の選手はスタンドから見守った。朝日新聞デジタルは次のように伝えている。
ただ1人入場行進したスキー距離のトカチェンコは「入ってきた時は少し緊張したけど、うまくいくと思った。国で何が起ころうとも、この瞬間に集中しなければならない。我が故郷には、強く、ただ強くあって欲しい」と複雑な心境を明かした。
(朝日新聞デジタル「ロシアに反発のウクライナ、1人で入場 パラリンピック」2014/03/08 10:04)
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