折り紙で鶴を折るのもいいけれど、もっと難しいものに挑戦したいという方に、この動画をご紹介したい。
そう、これは正真正銘、紙だけで作られた可動するV8エンジンなのだ。厳密に言えば日本の"折り紙"とは違う。この素晴らしい折り紙芸術は、一見したところテープを使っているようには見えないが、実際には小さな8つのシリンダーにスコッチ・テープが使われているし、切り込みを入れた線もはっきりと確認できる。しかし、そんなことはどうでもいい。
なんとこの紙製のV8エンジンは、クランクシャフトを回すとピストンがきちんと上下運動するのだ。(想像するに)組み立ての時はかなり手こずってイライラしたに違いない。この動画を見た方は、間違いなく作者に対し尊敬の念を抱くはずだ。
すぐに壊れるような華奢なものだと思っている方に言っておくが、まったくそんなことはない。さらに、そのエンジン音がまた素晴らしいので動画は必ず最後まで見てほしい。もう1本の動画では、紙製のスロットルでこの小さなエンジンの回転数を制御する様子もご覧いただける。こちらも必見だ。
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
(2015年1月30日Autoblog日本版「【ビデオ】これは凄い! 紙で作られた、本物同様に動く極小V8エンジン」より転載)
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