女性の方たちへ: 謝る必要のない場面で、謝るのはやめよう。
パンテーンの広告#ShineStrongシリーズの新しい動画は、謝る必要もないのに女性が「ごめんなさい」を連発するさまざまなシチュエーションを取り上げている。多くの女性に思い当たる節があるのではないだろうか。女性は、男性よりも謝ってしまうことが多いという調査報告もある。全く理にかなった行動、例えば場所をとっていたという場合でも、女性はよく謝ってしまう。質問したい時、他の人が手伝いを求めているのにすぐに気づかなかった時、何か欲しいものや必要なものをお願いする時など、女性が謝っている姿は、不気味なほど見覚えのある光景だ。
2014年3月、ハフィントンポストのブログに寄稿したアニ・ヴラベル氏は、謝る必要がないのに謝ってしまう女性の問題を見事に言い当てている。
いつの間にか、私は「ごめんなさい(Sorry)」を「すみません(Excuse me)」と同義語として使うようになっていた。「ごめんなさい」は、「そこにいるの見えなかった。びっくりしたわ!」とか「質問があるんだけど」とか「荷物がたくさんありすぎて、いつもよりも地下鉄の車内の場所を取りすぎてるの」という意味になり、「自分の判断は間違っていた。何か悪いことをして、あなたに迷惑をかけてしまった。それは分かってる。悪かったと思っている。お互いの関係を正したい」などという意味で使うことはめったになくなった。
そして2013年2月のジェゼベルの記事でカリン・ポレワクゼク氏は、女性が必要以上に謝ってしまうのは、自分に価値がないと感じているからではないかと指摘した。「女性は、ささいなことでも必要以上に感謝してしまう。だから、自分の欲求は差し置いて、『厚かましいことは重々承知しているのですが…』『大変恐縮ですが、できれば…』『つまらないことのように思えるかもしれませんが…』などと言ってへりくだってしまう」
パンテーンのCMはさらに、謝罪しない形で同じ場面を再現するとどうなるか、というシミュレーションを紹介し、女性に「強く輝く」(Shine Strong)よう呼びかけている。たとえば、掛け布団を独り占めした時などに謝るのは、礼儀というものだ。しかし、CMではほとんどの人が罪の意識を感じているようなことから解放され、これまでの習慣を変えてみてはどうかと勧めている。
[English translation by Gengo]
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