ガザ地区からTwitterで発信し続ける16歳のパレスチナ人少女(画像)

パレスチナ暫定自治区のガザ地区で生活しているというある10代の少女が、自分の街がイスラエル軍によって爆撃される様子を実況ツイートしている。

パレスチナ暫定自治区のガザ地区で生活しているというある10代の少女が、自分の街がイスラエル軍によって爆撃される様子を実況ツイートしている。

ツイッターアカウント名を「Farah Gazan」(ガザに住むファラ)としている16歳の少女は、近所が破壊されていく胸の痛む光景を、毎回140文字以内のコメントを付けながら次々と公開している。

彼女のツイートは7月13日から始まっており、7月30日現在で、フォロワー数は8万人以上にまで達している。彼女のツイートは、ジオタグされてはいないものの、「BBC」や「Los Angeles Times」など世界中の報道機関から注目を集めている。

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Twitterで実況中継を行っているファラさん。

7月28日、イスラエルは軍事的攻勢を強化した。イスラエル国防軍(IDF)によるとその目的は、ガザ地区からイスラエル中心部に向けた砲撃を止めさせることだという。

ファラさんは、攻撃の様子を捉えた画像と動画をツイートし、「ここは私が暮らす地域です。涙が止まりません。自分も今夜死んでしまうかもしれません」と書いた。

ファラさんは7月29日、「NBC News」の生インタビューに登場し、その様子はテレビ放映された(冒頭の動画)。

[Sara C Nelson(English) 日本語版:丸山佳伸/ガリレオ]

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