11月は過労死等防止啓発月間
痛ましい過労死・過労自殺をなくそうと、2014年11月に過労死等防止対策推進法が施行され、毎年11月が「過労死等防止啓発月間」と定められた。 しかしその後も、過労死・過労自殺は、労災認定されたケースだけで、毎年200件前後も起きている。背景にある、長時間労働、ストレスやパワハラに焦点を当てた対策が必要だ。 連合は、「過労死等防止啓発月間」の取り組みとして、「過労死ゼロ」の重要性を広く周知・意識啓発するために、チラシ・清刷りを作成。職場や地域での活用を広く呼びかけている。この機会に自分自身や職場の仲間、家族のことを見つめ直してみよう。 過労死等を防ぐ第一歩は、心身に不調の兆しが見えたら、休息を取る、医師に相談するなど、早期に対応すること。職場から、過労死・過労自殺を出さないために、ストレスやメンタル不調に関するチェックリストを活用して「SOS」をキャッチしよう。
見逃さないで!SOSのサイン
チェックリストで、心当たりがある、同僚や家族が心配...。 そんな時は、労働組合や職場の仲間、精神科・心療内科などのお医者さんに相談を。 厚生労働省「働く人のこころの耳」なども活用しよう。
■「過労死等」とは 業務における過重な負荷による脳血管疾患・心臓疾患を原因とする死亡。業務における強い心理的負荷による精神障害を原因とする自殺による死亡。また、これらの脳血管疾患・心臓疾患・精神障害。
チラシはこちらからダウンロードできます。