人間だけラスベガスで楽しむなんてずるい、とチワワは思ったのかもしれない。
アメリカ・テキサス州に住むジャレッド・オーウェンズさんと妻のクリスティさんは9月26日、ラスベガス旅行に向かう途中の空港で、家族との予期せぬ再開を果たすことになった。
ふたりは空港でスーツケースが重量オーバーと言われたため、中身を詰め直すことにしたのだが、開けてびっくり、中にいたのは飼っているチワワのイッキーだった。
ジャレッドさんは地元テレビ局KCBDに「5.5ポンド(約2.5キロ)ほど重量超過していたので、私たちはすぐに荷物を詰め直すことにしました。それでスーツケースを開けてみたところ、愛犬が私のブーツからひょこっと頭を出してきたんです」と興奮気味に振り返っている。
ジャレッドさんによると、イッキーは服の中などに潜り込むのが大好き。スーツケースにもいつもの癖でそうしたのだろうとジャレッドさんは考えている。
ジャレッドさんがSNSに投稿した写真には、スーツケースの中に詰め込まれたカウボーイブーツから、イッキーが顔をのぞかせる様子がうつっている。
ジャレッドさんとクリスティさんは、出発前にイッキーを見つけてくれたサウスウエスト航空従業員のキャシー・クックさんに感謝している。
クックさんは、イッキーを見つける手助けをしてくれただけでなく、ふたりが旅から戻るまでイッキーの世話をすると申し出てくれたという。
NBCDFWによると、幸いにもオーウェンさんたちの家族が空港近くにいて、自宅にイッキーを連れ帰ってくれた。
今回は無事だったものの、ふたりは次回の旅行からは荷物の中身を念入りにチェックした上で、家の中にイッキーがいることを確認してから出発すると心に誓っている。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。