プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズ・ファイナルステージは10月16日、札幌ドームで第5戦があり、北海道日本ハムファイターズが4勝2敗(優勝チームに与えられるアドバンテージ1勝を含む)で、福岡ソフトバンクホークスを下し、4年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。
9回に登板したエース・大谷翔平は、日本最速となる時速165キロの球速をマークした。
以下、画像と動画で試合を振り返る。
後がないソフトバンクは1回表、松田宣浩の3ランホームランなどで、一気に4点を先制する。
日本ハムは2回裏、中田翔のソロホームランで反撃ののろしを上げる。
さらに2点を追う4回裏、1アウト満塁で代打・岡のタイムリーで同点。さらに中島卓也がスクイズを決め、逆転した。
5回裏には近藤健介の2塁打で2点を追加し、突き放す。写真は生還した中田翔(左端)を迎える栗山英樹監督。
9回表のマウンドには、3番・指名打者のエース・大谷翔平がリリーフとして登板。
2人目のバッター、吉村裕基への初球だった。
2連続三振に切って取ったあと、3人目のバッター、本多雄一には、2球目で時速151kmのフォークを投げて観客を驚かせ、6球目でまた165キロを記録した。
2奪三振を奪い、3者凡退に切って取った大谷。
最優秀選手はシリーズ18打数6安打、2ホームランの中田翔が選ばれた。サンスポによると、「こういった結果を残せたのもファンの声援のおかげ」と感謝したあと、以下のように気勢を上げた。
このままの流れで、みんなで一つになって広島をぶっつぶしましょう
日本シリーズは、15日に進出を決めたセ・リーグの広島カープと、日本ハムの初顔合わせとなった。10月22日に広島・マツダスタジアムで開幕する。