テニスの大坂なおみ選手が1月23日、全豪オープンの準々決勝でスビトリナ選手(ウクライナ)を下し、この大会で自身初のベスト4入りを決めた。
この日の勝利で、世界ランキングで3位以内に入ることが確定。
伊達公子選手(1995年11月)と錦織圭選手(2015年3月)が記録した4位を抜いて、日本選手のシングルスで史上最高となる。
■日本勢初の快挙
大坂なおみ選手は23日、ウクライナのスビトリナ選手と対戦。セットカウント2-0のストレートで勝利をおさめ、この大会では初となるベスト4入りを決めた。
日刊スポーツによると、大坂選手の世界ランキングにおけるポイントはこの勝利で5810点になった。この点数を上回れる可能性のある選手は2人に限られるため、世界ランキングで3位以内に入ることが確実になった。
これは、シングルスとしてはこれまで最高だった伊達公子選手と錦織圭選手の4位を上回り、日本勢として初の快挙となった。
■1位の可能性も
大坂選手のポイントを上回れる可能性があるのは、クビトバ選手とプリスコバ選手のチェコ勢2人。朝日新聞によると、この2人の成績次第では、大坂選手は大会が終わった時点で世界ランキング1位になる可能性もある。