オリオン座流星群、ピークの時間は10月22日未明の午前2時ごろ。

月が沈む午前3時以降から夜明けまでが観測のチャンスとなりそうです。
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きょう21日(日)は全国的に秋晴れ。そして夜はオリオン座流星群を楽しめるチャンスです。

きょうは全国的に秋晴れ 絶好の行楽日和

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きょう21日はどこに行ってもお出かけに絶好の一日となるでしょう。高気圧に覆われるため、全国的に晴れる見込みです。空気はカラッとして、さわやかな秋の陽気となりそうです。

北海道の一部で夕方以降、にわか雨がありますが、その他、広い範囲できのう20日のような急な天候の変化もないでしょう。スポーツや紅葉狩り、味覚狩りなど天気を気にせずに思いっきり楽しめそうです。

日中の最高気温は北日本ほどこの時期としては気温が高めで、北海道でも20度くらいまで上がる所があるでしょう。東北から九州にかけては20度以上の所が多く、快適な陽気になりそうです。

星に願いを 夜はオリオン座流星群が見られるチャンス

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そして夜はオリオン座流星群が見られるチャンスです。ハレー彗星を母天体とするオリオン座流星群の極大のピークを迎えるのは、日付が変わった22日未明の2時頃。ただ、十三夜の月明かりがありますので、月が沈む午前3時以降から夜明けまでが観測のチャンスとなりそうです。

きょうの日中はレジャーを思いっきり楽しんだら、夜は星空を眺められる場所へ。できるだけ暗くて空を広く見渡せるような開けた場所が良いでしょう。オリオン座流星群の放射点はオリオン座の赤い1等星「ベテルギウス」のすぐ近くにあります。

空の暗い場所で観察すると、1時間に5個程度の流星を見ることができるでしょう。東北から九州にかけて、夜も晴れる所がほとんどです。空気も澄んで夜空がきれいですので、流星が見える期待も高まりそうです。北海道や沖縄では雲が多めですが、場所によってはチャンスがあるでしょう。

夜間は冷え対策をしっかりと

日中は上着がなくても過ごせるくらい快適な気温となりそうですが、日が暮れると気温が徐々に下がってきます。夜間は放射冷却現象でぐっと冷えてきます。

平野部でもあすの朝にかけて10度を下回るような所もありそうです。ジャケットやコートを羽織るなど、暖かい服装が良いでしょう。ブランケットや暖かい飲み物なども用意するなど、しっかりとした防寒対策をして星空観察を楽しんでください。

日本気象協会 本社気象予報士/熱中症予防指導員

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