5月2日午前10時40分ごろ、大分市大手町の大分中村病院に軽乗用車が突っ込んだ。朝日新聞デジタルなどが報じた。
産経ニュースが大分中央署からの情報として報じたところによると、車は70代の女性が運転し男性も同乗。20〜30人がいた病院のロビーに突っ込んだ。
県警や消防が詳しい状況や負傷程度などを確認中だ。朝日新聞デジタルは「13人が軽傷」、毎日新聞が「重傷者2人を含んで少なくとも5人の負傷者を確認」と情報が錯綜している。
毎日新聞によると、事故を目撃した60歳の女性は「爆発音がしたかと思うと、すごいスピードで車が突っ込んで来た。受付前の3人掛けソファをなぎ倒しながら走っていた」と証言。病院には多くの患者などがロビーにおり、車が突っ込んで来て多くの人が倒れこんだという。
■50年以上の歴史がある総合病院
大分中村病院は、大分県庁の東隣にある総合病院。病院の公式サイトによると、1966年に開設し、職員は約500人、ベッド数は260床あり、整形外科や脳神経外科、内科など、約20の診療科があるという。
5月2日のお知らせでは「事故発生により、本日は外来診療および救急患者さまの受け入れ、お見舞いの方、全てお断りさせていただいております」と告知している。