大雨特別警報が福岡・佐賀・長崎の3県に。命を守る行動を

数時間にわたって猛烈な雨が続いており、大雨に伴う災害が既に発生している可能性が高くなっています。
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雨雲レーダー
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6日(月)16時30分、福岡県、佐賀県、長崎県の各県に大雨特別警報が発表されました。

発達した積乱雲が線状に形成される「線状降水帯」の影響で数時間にわたって猛烈な雨が続いており、大雨に伴う災害が既に発生している可能性が高くなっています。

警戒レベル5に相当する状況で、財産や生命の危険が危惧される状況です。最大限の警戒をしつつ、生命を守るための冷静な行動をお願いします。

猛烈な雨が数時間に渡って続くおそれ 

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気象警報・注意報
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日本海に停滞する梅雨前線に向かって非常に暖かく湿った空気が流れ込み、発達した雨雲が流れ込む状態が続いています。この後も猛烈な雨が数時間に渡って続くため、河川の氾濫や土砂災害の発生に最大限の警戒が必要です。

速やかに避難の準備を進め、最寄りの避難所の位置と経路を確認してください。避難をする場合は複数人数による避難をしてください。避難が難しい場合はお住いの中でできるだけ安全な場所に移動をお願いします。近くに急な斜面や河川がある場合は2Fなど高層に移るほうがより安全です。
発表された地域
▶福岡県の筑後南部
 大牟田市、八女市、みやま市、広川町
▶佐賀県の佐賀多久地区、武雄地区、鹿島地区
 佐賀市、武雄市、鹿島市、嬉野市、白石町、太良町
▶長崎県の長崎地区、諫早・大村地区、西彼杵半島、佐世保・東彼地区
 長崎市、諫早市、大村市、西海市(江島・平島を除く)、長与町、時津町、東彼杵町

命を守る最善の行動を

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警戒レベル
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「特別警報」は、「警報」の発表基準をはるかに超える数十年に一度の大災害が起こると予想される場合に発表され、対象地域の住民の方々に対して最大限の警戒を呼びかけるものです。

また、気象庁では気象警報等の防災気象情報について、取るべき行動を直感的に理解出来るよう5段階の「大雨警戒レベル」での表現を提供しています。レベル5は既に災害が発生している段階で、そこから避難を開始することが困難となるような状況です。
>> 大雨警戒レベルとは レベル5を待たずに避難を

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