気象庁は9月27日、午前11時53分頃、長野県と岐阜県にまたがる御嶽山(おんたけさん)が噴火したと発表した。同庁は、5段階の噴火警戒レベルを、火口内への立ち入りを規制する「レベル1」から入山を規制する「レベル3」に引き上げた。
気象庁は居住地域の近くまで影響を及ぼす噴火が発生すると予想している。山頂火口から4キロメートル程度は、噴火による噴石の飛散などが起こる可能性があり、長野県木曽町、王滝村、岐阜県高山市、下呂市で警戒が必要と呼びかけている。
火口から4キロメートル程度の範囲では大きな噴石の飛散等に警戒してください。
風下側では火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
爆発的噴火に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。(「気象庁 | 噴火警報・予報」より 2014/09/27 12:36)
朝日新聞デジタルによれば、飛んできた岩に当たってけがをした人や、火山灰を吸った症状を訴えた登山客がいるという。
長野県庁によると、飛んできた岩に当たって1人がけがをした。けがの程度は不明。同県王滝村によると、1人が足にけがをしているという。木曽広域消防本部によると、火山灰を吸ったという症状を訴えた登山客がいるという情報が入っているが、人数は不明という。
(朝日新聞デジタル「御岳山が噴火、負傷者の情報 岐阜・長野県境、火砕流も」より 2014/09/27 13:36)
御嶽山を訪れていた登山客が、避難しながら現地の様子をツイートしている。
飛行機の中から、御嶽山上空の様子をツイートしている人もいる。
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