鬼ママの巨大像が登場 町名の「鬼」を生かした町づくり

筋骨隆々とした体に大きな角と牙が生え、迫力ある「鬼の形相」を表現した。
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披露された鬼の母親像=鬼北町下鍵山の道の駅・日吉夢産地

鬼ママの巨大像が登場 フィギュアの海洋堂制作 愛媛

 町名の「鬼」を生かした町づくりに取り組む鬼北町で、道の駅・日吉夢産地(同町下鍵山)に、鬼の母親のモニュメントがお目見えした。

 鬼のモニュメントは、昨年2月に同町永野市の道の駅・森の三角ぼうしに出現した「鬼王丸」が先駆け。筋骨隆々とした体に大きな角と牙が生え、迫力ある「鬼の形相」を表現した。

 第二弾となった今回の鬼の母親像は、幼い鬼王丸を抱いて見つめ、ほほえむ姿。同町がユズの産地であることにちなんで「柚鬼媛(ゆきひめ)」と名付けられた。

 町によると、「身長」約5メートルで、FRP製。世界的フィギュアメーカーの海洋堂(大阪府門真市)などが制作した。設置したのは道の駅の指定管理者の会社。「縁結びや安産を願う、まちづくりのシンボル」として、費用約1200万円のうち町が補助金約770万円を投じた。(佐藤英法)

(朝日新聞デジタル 2016年12月04日 07時05分)

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(朝日新聞社提供)