累計会員数600万人を超える大手マッチングアプリ「Omiai」の会員情報の一部が流出した可能性が高いことが分かった。運営する株式会社ネットマーケティングが5月21日に発表した。
流出した可能性があるのは171万1756件分の年齢確認書類の画像データ。このうち約6割が運転免許証で、健康保険証、パスポート、マイナンバーカードなども含まれるという。
■「数回にわたって外部に流出した可能性が高い」
同社によると「Omiai」の管理サーバーが外部からの不正アクセスを受けた痕跡があった。調査を続けたところ、「年齢確認書類の画像データが4月20日~4月26日の間、数回にわたって外部に流出した可能性が高い」と判明した。現時点では、個人情報の不正流用等の事実は確認されてないという。
同社は「深くお詫び申し上げます」と謝罪するとともに、相談窓口として「お客様相談センター」を設置して、電話とネットで相談を受け付けると発表。「今回の対象のお客様におかれましては、万が一身に覚えのない連絡や、心当たりのないコンタクトがあった場合、念のためご注意をお願いいたします」として、注意を促している。
■流出した可能性がある会員情報:
2018年1月31日~2021年4月20日の期間に、年齢確認審査書類を提出した171万1756件分(アカウント数)の年齢確認書類の画像データ。
■お客様相談センターの電話番号:
0120-535-850(対応時間 午前9時~午後6時)
■問い合わせフォーム: