人間関係が崩れるお祝いごとってヘン
新郎新婦は皆に喜んでもらうため、そして式場に提示される「相場」と「常識」に沿うために無理してこだわる。
参列者は「相場」と言われ無理して3万円の大金を毎回払い、正直要らない5千円の引き出物をもらう。
結婚式って「幸せなんだけどみんなが無理してる会」に見えることがあるんです。
私がこれをかいたきっかけは、4ヶ月連続で結婚式に招待されたこと。
どの組も仲が良い友人だから喜んでお祝いしようと思う一方で「ご祝儀12万円はなかなかしんどい」「服とか二次会入れたら15万円余裕で超えてしまう......。二次会は辞退させてもらおうかな。」とモヤモヤしたのが原因でした。
インターネット上では「友人からのご祝儀が2万円しかなくてショック」「ご祝儀3万はずんだのに料理がしょぼくて損した気分」などと、ご祝儀が人間関係に亀裂を生んでいるケースまで見かけます。
最近は会費婚など「両者の負担を減らして楽しめる会にしよう」という動きもあり、そういう考え方がもっと広まれば「ご祝儀貧乏」に唸る人も少しは減るのでしょうか。
「『高いな』と感じる結婚式は行かなきゃ良い」という声はもっともなのだけど。
もっと皆がお金を気にせず、心から祝える雰囲気が「普通」になれば良いのにね。
(「みつはのらいふぶろぐ」より転載。Twitter: @mitsuha_dayo)