2020年東京オリンピック・パラリンピックの新しいエンブレムを選ぶエンブレム委員会は10月16日、選考に国民による投票などの手続きを盛り込むことなどについて議論していく方針を決めた。「できるだけ多くの人が応募してほしい」としている。産経ニュースなどが報じた。
さらに審査段階でも、国民を参画させ全国を盛り上げる案としてインターネットで行う「国民投票」が挙げられた。候補が数点に絞られた段階で行われる案を検討しているという。委員長の宮田亮平・東京芸術大学長は、「国民が『嫌だな』と思い続けているエンブレムは使いたくない。国民の3分の1とか過半数が選んだものならすばらしいじゃない」と語った。
一連の報道には、ネットから「効率悪すぎ。いったいどれだけ金をかければ気がすむの」「一番楽なのは応募エンブレムの全公開とそこからの国民投票では」など、多様な意見が上がった。
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