ビキニじゃなくても闘える。ビーチバレーのエジプトチームが、五輪の精神を証明してくれた

スポーツが人々をつなげ、違いを受け入れています。

ビーチバレーといえば、露出の多いユニフォームを思い浮かべるかもしれない。しかし、リオオリンピックに出場している女子エジプトチームは、その常識にとらわれない。

彼女たちは宗教上の理由から、体のほとんどを覆ったユニフォームでオリンピックに出場している。

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エジプトのエレグホバシ選手(左)とドイツのルートビヒ選手(右)。最高峰の選手たちは、全く違うタイプのユニフォームを着てオリンピックにのぞんだ

8月7日に行われたエジプト対ドイツ戦は、2つの異なる文化が対照をなす試合になった。ドイツチームはビキニを、エジプトチームは体のほとんどが覆われたユニフォームを着た。着ているものは全く違う。しかしそれは、スポーツは異なる人々をつなげ、違いを受け入れる、ということを意味している。

試合後には、コンサルティング会社「ユーラシア・グループ」の社長イアン・ブレマーが、こんなツイートを投稿した。

ビーチバレーのエジプトvsドイツ。これぞオリンピック。


試合は2-0でドイツが勝ったが、エジプトチームも健闘した。選手たちの、闘志あふれる姿を写真でご紹介しよう。

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両手をあげてガッツポーズするエレグホバシ選手

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エレグホバシ選手とバルケンホルスト選手の対決

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エジプトチームの攻撃をブロックしようとする、バルケンホルスト選手

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エレグホバシ選手とメワド選手

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ドイツのルートビヒ選手vsエレグホバシ選手

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試合中のハグ

ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。

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