■日本版「「戦場に行ったこともない奴が語る愛国主義には吐き気がするよ」 オリバー・ストーン監督に聞く戦争と歴史」(8月14日)
今年の5月にスタートしたハフィントンポスト日本版。一つスプラッシュの記事を選ぶとすれば、この夏のオリバー・ストーン監督へのインタビューを挙げたいと思います。
オリバー・ストーン監督はかつて「原爆投下が戦争を終わらせ、日米両国の多数の人命を救った」と信じていましたが、いまでは「『原爆投下は正しかった』というのはアメリカが創作した神話であり、トルーマンという『凡人』によって引き起こされた悲劇だ」と断言しています。
ハフィントンポスト日本版は記事を読んだ読者が「考え」、さらに自ら「発信」して頂ける場を目指しています。その点において、この記事はソーシャルはもとより、サイト上にも多くのコメントがあり、多くのユーザーが発信に参加して頂いたということで、大きなポイントになりました。
画一的ではなく、様々な視点で過去も振り返り、再考することは必要ではないでしょうか。我々は人の意見を拾い上げるというプラットフォームとしての立場があります。横並びではなく、様々な立場から多くの意見発信がなされた良い記事だったと考えております。
(松浦茂樹編集長)
世界9カ国に広がるザ・ハフィントン・ポストのネットワーク。各国版の編集長が選んだ、2013年の各国イチ押しスプラッシュ(トップ記事)を紹介します。
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