バンドのOK Goは、異様なほどクリエイティブなミュージックビデオで知られている。彼らにかかると、スクーターも、車も、飛行機も、そしてルームランナーさえも、アートのような振り付けの素材になる。でも今回の彼らは、ちょっと古めだ。
新曲"Obsession"のビデオでOK Goは557台のプリンターの壁を作り、ビデオ全体の背景にしている。Gizmodoは、紙の無駄遣いに意味があるのか、と言っているが、そう言いたくなるのも分かる。でもしかし、OK Goは答を持っている:
"あなたがこれを見るころには、すべての紙が再生紙だ。売上はGreenpeaceのものになってる"、というテキストをビデオの冒頭でプリンターが紙にプリントする。
これで、紙の無駄遣いの心配はなくなったと思うから、彼らのアートで週末を楽しもう。
でもその前に、バンドが一言言っている:
このビデオでは、いろんな色が激しく点滅する。発作を起こさないように、注意していただきたい。YouTubeの画面の解像度を1440pか2160pにすると、良い映像になる(デスクトップでは画面右下の歯車のアイコンをクリックする)。"自動 HD"のままだと、画像が歪む箇所がある。色やパターンの変化が、激しすぎるからだ。つまり情報が多すぎてYouTubeの通常のHDの圧縮では無理な部分がある。われわれは、そのマトリックスを破ったのだ。24時間前から、YouTubeの善人たちがわれわれと一緒に、問題解決に取り組んでいる(ビットレートの制約の問題だ)。でも、解決には時間がかかりそうだし、今は感謝祭だから、みんな実家へ帰らなくちゃね。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)
(2017年11月25日TechCrunch Japan「OK Goの新曲ビデオでは557台の(曲とシンクする)プリンターと一緒にダンス」より転載)
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