尾木ママ、"安保法案に反対なら対案出すべき"論を批判「根本的間違いは...」

安保法案に反対する人について「反対と言っているだけで、対案がない」などと松本人志さんらが批判していることに、尾木ママが反論した。

安保法案に反対する人について、お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志さんらが「反対と言っているだけで、対案がない」などと批判したことに対し、“尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹氏(68)が8月11日、自身のブログで反論した。対案を出すべきという論点の根本的間違いは「この法案自体が憲法違反」であることだという。

尾木ママは「安保法案へ反対」とする人への批判の例として、「平和ボケ」「対案なしは無責任」「憲法違反だから徴兵はしないのに戦争法案と表現するのは見当違い」という3つをあげた。そのうえで、法案自体が憲法違反であるから、これらの批判の論点は「間違い」だと主張した。

尾木ママは、「民主主義国家らしく、憲法改正してから法制化するべきではないでしょうか」と提案。安保法案は「『廃案』しかないのではないでしょうか!?」と訴えた。

尾木ママはこれまでにも安保法案についてブログで持論を述べており、7月30日には「議論が憲法の枠を超えている」として「憲法違反しない枠で論点出さないと嫌になる」とつづっていた

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