民進党・小川勝也参院幹事長の長男を逮捕 女子小学生への暴行容疑

離党届を提出 「女児とご家族におわびします」
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参院予算委員会で質問する民進党の小川勝也参院幹事長=2月28日
時事通信社

小学校低学年の女児の服をつかんで転倒させたとして埼玉県警所沢署は11月1日、暴行の疑いで、東京都千代田区の大学生(21)を逮捕した。この大学生は、民進党の小川勝也参院幹事長(54)の長男。朝日新聞デジタルなどが報じた。

共同通信によると、逮捕容疑は10月31日午後4時ごろ、所沢市内の路上で、下校途中の女児の服をつかんで転倒させた疑い。所沢署の調べに対して「小学校低学年の女児に興味があった。わいせつ目的で暴行した」と容疑を認めているという。

毎日新聞は、10月20日に女子小学生を狙った強制わいせつ事件が2件連続で発生しており、同署が関連を調べていると報じている。

■小川氏が記者団にコメント「女児とご家族におわびします」

小川氏は、北海道和寒町の出身。1995年に32歳の若さで参院議員に初当選し、現在は4期目。防衛副大臣、首相補佐官、参院農水委員長などを歴任した

毎日新聞によると、小川氏は2日、党本部に離党届を提出した。国会内で記者団に対し「事件は昨日、警察から聞いた。事実関係は報道以外で確認していないが、女児とご家族におわびします」とコメントした。

長男は小川氏の議員宿舎で同居していたという。