ビートたけし独立、たけし軍団が経緯説明 オフィス北野・森社長は「不本意な内容」

独立をめぐっては、さまざまな報道がある
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水道橋博士
時事通信

北野武さんが、所属していた事務所「オフィス北野」から独立したことについて4月1日、オフィス北野に所属している水道橋博士さんら「たけし軍団」のメンバーがブログを更新。独立に至る経緯を綴った。つまみ枝豆さん、ダンカンさん、グレート義太夫さんも同じ内容でブログを更新している。

「株式会社オフィス北野 たけし軍団一同」と書かれた発表文では、「オフィス北野は1988年、たけし&たけし軍団の新会社として設立されました。芸能事務所ではありますが、師匠(※北野さん)は芸に徹するため、経営、財務については森昌行社長を信用され、全面的に任せておりました」と説明。

そのうえで、「森社長が2度にわたり信頼を裏切ってしまい師匠の堪忍袋の緒が切れた」ことなどが、独立のきっかけだとした。

文書によると、北野さんは、オフィス北野の経営について、株式移動の手続きの不備や、役員報酬や従業員の給与水準が高額だったことなど、4つの問題点を指摘していたという。

たけし軍団としては「(森社長の)謝罪を受け入れ」、「新事務所に移籍することなく、オフィス北野に居残り、出直しする」と説明。また、「師匠と弟子の関係、及び絆は、事務所を違えることになっても、変わらず継続中であることを強く申し上げます」としている。

森社長「きわめて不本意」

日刊スポーツによると、森社長は「このような文書が一方的にネット等を通じて流されたことに、驚きを禁じ得ません。内容に関してもきわめて不本意であるので、あらためて対応いたします」とコメントした。

北野さんの独立をめぐっては、女性ビジネスパートナーの影響や、本人が「自分の時間を増やしたい」と言ったとされるなど、さまざまな報道がある。