脱炭素に向けた動きは、世界的に加速しています。
日本も2050年カーボンニュートラルを目標に掲げており、その中で重要な役割を果たすと言われているのが再生可能エネルギー(再エネ)です。
再エネの主力電源化を目指す機運が高まるなか、135年の歴史を持つエネルギー企業である東京ガスと英オクトパスエナジーは戦略的提携に合意。2020年12月、「オクトパスエナジー」を日本で立ち上げることを発表しました。
本記事では、グローバルで急成長中のエネルギーテック企業「オクトパスエナジー」について紹介します。
「オクトパスエナジー」ってどんな会社?
「世界中で再生可能エネルギー革命を推進すること」を理念に掲げるオクトパスエナジーは、2016年にイギリスで誕生しました。
同社は事業を開始してわずか9年で、市場シェアを24%超まで拡大。契約者数もイギリス国内1位となり、電力業界のリーディングカンパニーへと急成長しました。
エネルギーテック企業として、お客さまにより良く、新たな体験と価値を提供するため、オクトパスエナジーでは「透明性」「正直さ」「シンプルさ」を重視しているそう。
そして、CO2排出量の少ない未来を目指し、再エネをはじめとした環境負荷の少ない発電技術への長期的な投資を実施。グローバルにおける再エネの普及推進や、新たなサービスの提供などをおこなっています。
その結果、他業界の有名スタートアップ企業を凌ぐ成長を実現。お客さま満足度は業界トップクラス(※)で、お客さま離脱率も1〜2%にとどまるなど、競合他社に比べて高い競争力をキープしているといいます。
※商品やサービスに対する信頼・愛着を測る指標である「ネット・プロモーター・スコア」で、オクトパスエナジーのスコアは+29。一方、業界平均は-14であり、同社へのお客さまロイヤリティの高さがうかがえる
そんなオクトパスエナジーの日本法人が設立されたのは、2021年のこと。まだまだ「知る人ぞ知るエネルギーテック企業」というイメージもありますが、事業開始から3年で、すでに契約件数は30万件を突破しました。
日本においても着々と契約件数を伸ばし、多くのお客さまから高評価を受けているオクトパスエナジーですが、高品質なサービスの背景には革新的な技術があるといいます。
最新テクノロジー「クラーケン」とは?
巨大なタコのような姿をした伝説上の生き物「クラーケン」。
その名を冠したオクトパスエナジーのデジタルプラットフォーム「Kraken(クラーケン)」こそ、同社の最先端デジタル技術の結晶であり、サービス開発の要でもあります。
エネルギーサービスに特化して独自開発された「クラーケン」は、システムの拡張性や柔軟性が高く、短期間での仕様変更ができるため、お客さまからの改善提案に対して速やかな対応も可能だといいます。
従来のシステムでは、契約、請求、問い合わせなどの一連の手続きは別々に管理され、連携が取りづらい状態にありました。それらの機能を「クラーケン」を用いて一元化することで、効率的なオペレーションを実現し、電力プランのお得な料金に反映しているそうです。
また、お客さま対応に関する情報も一元管理されているため、数分以内での解決ができるといいます。
このように、お客さま対応クオリティの向上とコストダウンの両立が可能となり、CNBC Disruptor Listトップ企業50や、消費者団体「Which?」で8年連続、推奨プロバイダーとして選出されるなど、オクトパスエナジーは革新的な企業として欧米の各賞レースで高評価を得ています。
気になる「料金プラン」。実際のお値段は?
オクトパスエナジーとはどんな企業なのか、そして、デジタルプラットフォーム「クラーケン」とはどんな技術か、について説明しました。ここまで読んでみて、実際の料金プランはどうなのだろう……と疑問に思った方も少なくないのでは。
オクトパスエナジーと東京電力エナジーパートナーの料金を比較したイメージでは、月額料金がオクトパスエナジーの方が416円安いそうです。
ここからは、オクトパスエナジーの主な料金プラン「シンプルオクトパス」「グリーンオクトパス」について簡単に紹介します。
◆シンプルオクトパス
「電力会社各社によって異なる料金体系・計算方法で安い電気料金プランを見つけるのが難しい」「燃料費調整額って? あれこれ電気料金の内訳がわからない」……そんなお客さまの声を受けて、単純明快な電気料金プランとして誕生したのが「シンプルオクトパス」です。
「基本料金」「燃料費調整額」「段階別単価」をすべて無くすことで、使った分の電気に対してのみ、12ヶ月変わらないたった1つの単価で、電気代の請求額が決まるシンプルな設計になっています。
◆グリーンオクトパス
「グリーンオクトパス」は、非化石証書(※)を組み合わせることでCO2排出量実質ゼロを実現する、実質再生可能エネルギー100%の電気料金プラン。
※太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーや原子力発電といった非化石電源で発電された電力が持つ「二酸化炭素(CO2)を排出しない」という 環境価値の部分を分離して取引ができるように証書化したもののこと
電気料金は「基本料金(契約容量等に応じて課金)」と「従量料金(使用量に応じて段階別の単価で課金)」の合計金額で計算されます。
このプランの魅力は、脱炭素化社会に貢献できる環境価値が高く、かつ、お得な価格設定になっている点。
従来からある再生可能エネルギーの高コストなイメージを刷新し、オクトパスエナジーが掲げるミッションを体現するような価格設定を目指したそう。
ワクワクする体験を通じて、暮らしをアップデート
昨年に公表された「第7次エネルギー基本計画」の原案では、2040年度の電源構成の4~5割程度を再エネとし、主力電源として最大限導入すると位置付けられています。
こうした流れのなか、私たちの暮らしを支える「電気」を持続可能にしていく、エネルギーテック企業の一つにオクトパスエナジーがあります。
同社のサービスの魅力は、独自のデジタルプラットフォーム「クラーケン」によるお客さまのニーズに応える家計に優しい料金プラン、そして直感的で快適な手続きです。
また、お客さまを第一に考え、お客さまに寄り添うフレンドリーなサポートやコミュニケーションを数多く仕掛けるなど、ワクワクする体験も提供しています。
家計に経済的で、環境に優しい。
そんな電力に切り替えて、暮らしをサステナブルにアップデートしてみてはいかがでしょうか。
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