小渕優子・元経済産業相の政治資金規正法違反事件が発覚するきっかけとなった「観劇会」が、2016年度中に再開される方向になった。後援会の女性部が再開する方向で調整していると、共同通信などが報じた。
観劇会は2007年から2014年まで、「女性部大会」として東京・明治座で年1、2回のペースで、実費を集めて開催していたが、2014年10月に週刊新潮が収支に不透明な点があることが報じた。観劇会で赤字が生じたように装うなどし、政治資金収支報告書に虚偽記入や不記載をしたとして、元秘書2人の有罪判決が2015年10月に確定している。
女性部の幹部らは共同通信の取材に「再開を要望する会員が多かった」としているという。
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