女子学生を車に誘い入れてわいせつ容疑、児童委員を逮捕
鳥取署は5日、鳥取市細見の無職中本義正容疑者(71)をわいせつ目的誘拐と強制わいせつの疑いで逮捕し、発表した。強制わいせつの容疑は認めているが、わいせつ目的誘拐の容疑は否認しているという。中本容疑者は地区の民生委員・児童委員を務めている。
署によると、中本容疑者は1月9日午後3時45分ごろから午後5時ごろにかけて、県東部で県内在住の10代の女子学生を自身の軽乗用車に誘い入れ、車内で無理やり胸をもんだりキスしたりするなどのわいせつ行為をした疑い。女子学生の家族が署に届け出て、発覚した。
県福祉保健課によると、中本容疑者は2007年12月から民生委員・児童委員を務めてきた。委員は厚生労働大臣の委嘱を受けて活動する県の非常勤職員(ボランティア)で、地区で福祉支援が必要な人の把握や援助をする。同課の担当者は「まだあまり情報は入っていないが、委員は品行方正で地域福祉を推進する存在なので残念。捜査の行方を見守る」と話した。(波絵理子)
(朝日新聞デジタル 2018年02月06日 22時34分)
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