STAP細胞の論文不正疑惑をめぐる問題で、理化学研究所の小保方晴子さんは4月17日、本来、論文に掲載すべきだった画像など追加の資料を用意していることが明らかになった。
STAP細胞の論文問題で、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)の代理人弁護士が17日、不服申し立ての内容を補充する追加資料を、週明けにも理研に提出すると明らかにした。理研の要請を受け、資料作りを進めている。
代理人の三木秀夫弁護士によると、捏(ねつ)造とされた画像を取り違えて使った経緯について、本来載せるべきだった画像を添付し詳しく説明する。また、切り貼りした画像については、改ざんの定義に当たらない、とあらためて主張する。
(スポニチ「小保方さん側 本来の画像、週明けにも理研に提出へ」より 2014/04/18 05:30)
理研は1日に発表した調査委員会の報告書で、小保方さん単独による改ざん、捏造を認定。一方、9日に会見した小保方さんは「悪意のないミス」として不服申立てをしていた。論文の共著者で小保方さんの上司にあたる笹井芳樹さんは16日、「論文に不備がある。取り下げるべき」としつつも、不正かどうかについては明言を避けている。
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