2012年に公開された人気アニメーション映画『おおかみこどもの雨と雪』の漫画版の作者・優さんが7月1日、急性心不全で死去した。優さんの夫が9月25日、優さんのTwitterでファンらに報告した。
さらに同日、漫画が連載されていたKADOKAWAの「ヤングエース」もTwitterで発表した。 優さんは漫画版『おおかみこどもの雨と雪』のほかに『五時間目の戦争』『やわらかモラトリアム』などの作品を発表している。
優さんの夫のツイートによると、優さんは持病を抱えていたが死因と直接的な関係はなく、「突発的」だったという。
優さんの夫はさらに、優さんについて「ずっと夢であった漫画家になれ、ファンの方々や仕事を共にした人々に支えられ、とても幸せな人生だったと思います」と悼んだ。さらに、ファンへの感謝の言葉を綴った。
一方、ヤングエースは次のようにツイートした。
■優さん、夫を思いやるツイートも
優さんの最後のTwitterへの書き込みは6月24日。ここ最近は体調が悪かったようで、不安を感じたり、夫を思いやったりする書き込みもあった。
『おおかみこどもの雨と雪』は、「おおかみおとこ」と人間の間に生まれた2人の姉弟を育てるシングルマザーの物語。細田守さんが原作と監督を勤めたアニメーション映画は2012年に公開され、優さんが漫画版を手がけた。
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