小林麻央さん死去、34歳 乳がん闘病中にブログ続けるも...

乳がんで闘病中のフリーアナウンサー、小林麻央さんが22日夜、死去した。
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TOKYO - OCTOBER 30: TV anchor Mao Kobayashi attends 'Red Cliff Part 1' Pre-Opening Gala at Roppongi Hills on October 30, 2008 in Tokyo, Japan. The film will open on November 1 in Japan. (Photo by Kiyoshi Ota/Getty Images)
Kiyoshi Ota via Getty Images

乳がんで闘病中のフリーアナウンサー、小林麻央さんが6月22日夜、都内の自宅で死去した。34歳だった。21日に容態が急変したという。

夫の歌舞伎俳優、市川海老蔵さんは23日午後、公演先の東京・渋谷のシアターコクーンで記者会見を開く

海老蔵さんは23日朝、自身のブログで「人生で一番泣いた日です」「マスコミの方々もお察しください」などと記していたが、麻央さんについての具体的な言及はなかった。

麻央さんががんを患っていることについては、スポーツ報知が2016年6月9日付で「進行性のがんを患い、極秘入院している」と初めて報道した。これを受けて海老蔵さんが同日に緊急会見を開き、麻央さんが乳がんであることを公表。がんはその1年8カ月前に発覚し、症状については「比較的深刻」と打ち明けた。

16年9月1日にブログを新設し、闘病の様子や心情、家族への思いをつづり、多くの人々の共感を呼んでいた。

同年9月下旬には、麻央さんが自身のブログでがんが肺や骨などに転移があることも明かし、10月初めには手術を受けたと報告。さらに、自らのがんが進行度合いがもっとも進んだ「ステージ4」であることを公表していた

そんな中、麻央さんは、イギリスのBBCが11月21日付で発表した「100Women(100人の女性)」に選ばれた

その後は放射線治療を受けたり、一時は退院して自宅で療養したりしていたが、12月20日には再び入院していることを告白。同月22日は、今までよりも痛みを感じるようになったことへの不安を吐露していた

5月29日に退院してからは自宅で療養していた。がんが顎に転移したことや、足のむくみや食欲不振なども綴っていたが、6月20日には自身のブログに、母親が絞ったオレンジジュースを飲んでいるという報告とともに、明るい笑顔を投稿していた。

小林麻央さんは上智大文学部に在学中、日本テレビ系「恋のから騒ぎ」に出演し、2003年からフジテレビ系「めざましどようび」のお天気キャスターとして人気を博した。日本テレビ系「NEWS ZERO」やフジテレビ系「ジャンクSPORTS」などに出演した。

海老蔵さんとは10年3月に結婚し、11年7月に長女、麗禾(れいか)ちゃんを、13年3月に長男、勧玄(かんげん)君を出産した。姉はフリーアナウンサーの小林麻耶さん。

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