盛田幸妃さん=2002年2月5日
プロ野球の横浜大洋、近鉄で投手として活躍した盛田幸妃(もりた・こうき)さんが10月16日午前、病気のため死去した。45歳。北海道出身。時事ドットコムなどが報じた。
北海道・函館有斗高(現函館大有斗高)から1988年にドラフト1位で大洋(のち横浜、現DeNA)に入団。92年に最優秀防御率のタイトルを獲得、98年には近鉄に移籍した。同年、脳腫瘍の手術を受け、翌年に1軍復帰。2001年には34試合に登板してカムバック賞を受賞した。通算成績は47勝34敗29セーブ。02年に現役を引退し、野球解説者として活躍していた。
(時事ドットコム:元プロ野球投手の盛田幸妃氏死去 2015/10/16 19:17)
現役時代は、切れ味鋭いシュートを武器に主にセットアッパーとして活躍。横浜時代は佐々木主浩とともに「ダブルストッパー」と呼ばれた。脳腫瘍から復活した際には「奇跡のリリーバー」とも呼ばれた。
2002年9月の引退会見では、病気と戦い、克服した現役生活について「よくやったという気持ちでいっぱい。去年は優勝という経験もできた」と、感慨深げに振り返っていた。
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