アメリカのオバマ大統領は、8月9~24日の16日間、北東部マサチューセッツ州のリゾート地マーサズ・ビンヤード島で夏休みを過ごす。2009年に大統領に就任してから最長となるのだが、内外で課題が山積みのため一部メディアは批判している。AP通信などアメリカのメディアが報じた。
オバマ氏は、大統領選で夏休みを見送った2012年を除いて例年、風光明媚なこの島を訪れている。家族と一緒にゴルフや海水浴、サイクリングなどを楽しむという。
FOXニュースの著名司会者グレタ・ヴァン・サスタレン氏は、コラムで南西部国境で子供の不法入国が深刻化していることを挙げ、「(オバマ氏のいう)人道上の危機のさなかに休暇ですか?」と問いかけた。
(中略)
ワシントン・タイムズ紙のコラムニスト、ジョセフ・カール氏もコラムで、「(11月の)中間選挙に向け、貪欲な富裕層を叱り、所得の不平等を非難しているのと同じ人が豪邸で2週間の夏休みを取るという」と皮肉り、「中間選挙で米国民は不満を表明するに違いない」と指摘した。
(MSN産経ニュース「夏休み16日間に批判 オバマ大統領、課題山積なのに」より 2014/07/15 21:53 )
オバマ氏が大統領に就任してからのゴルフのプレー回数は180回近くに上り、前任のブッシュ氏を大きく上回ると、MSN産経ニュースがアメリカのメディアの報道として伝えている。
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