アメリカ大統領という肩の荷が下りたバラク・オバマ氏は、ようやく趣味を楽しめるようになったようだ。
オバマ氏は大統領を退任したあと、ヴァージン・グループの会長リチャード・ブランソン氏の招待でイギリス領ヴァージン諸島を訪れていた。このカリブ海の島で、同氏がチャレンジしたのが、カイトサーフィン(凧に引っ張られながら進むサーフィン)だ。
その様子を、ブランソン氏がブログで公開した。
ハワイで育ったオバマ氏は、もともと大のサーフィン好き。しかし、大統領だった時は、ほとんどサーフィンを楽しめなかった。
2009年に「シークレットサービスは、私がサーフィンをするのをあまり好まないんだ。最後にやった時には、ジェットスキーがたくさん配置されて、ありとあらゆる方法で囲まれたよ」と話している。
そんなオバマ氏に、ブランソン氏はサーフィン対決を提案した。
カイトサーフィン初体験のオバマ氏と、フォイルボードサーフィン初体験のブランソン氏、どちらが長いボードの上に立っていられるかを競うという対決だ。
ふたりが水上で何度も転倒しながら練習する様子が、ブランソン氏が投稿した動画で紹介されている。
赤いヘルメットのブランソン氏と青いヘルメットのオバマ氏、最後に勝利を手に収めたのは…。ブランソン氏はブログでこう綴っている。
「私はフォイルボードの上に立って50メートル滑走し、叫び声を上げた。結果に満足して後ろを振り返ったら、バラクは100メートル滑走していたよ」
ブランソン氏は、次はロングボードでの対決を楽しみにしているそうだ。
▼キスカムに捉えられたオバマ大統領(画像集)▼
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