アメリカのニューヨーク市が10月19日の「National Period Day(生理の日)」に合わせ、「生理」にまつわるニューヨーク市の取り組みについて公式Twitterで発信した。
ツイートに埋め込まれた動画は15万回以上再生され(22日時点)、共感のコメントが並ぶ。
「ニューヨーク市では、全ての公立学校の生徒が、タンポンとナプキンを無料で使用できます。我々は、子どもたちが必要とする物を保証することで、生理の貧困と戦っています」と投稿した。
「生理の貧困」とは、貧困により生活必需品である生理用品を入手できない人がいることを指している。
投稿に添えた動画では、文字と音声で下記のようにつづった。文字の周りには、タンポンとナプキンのイラストが入っている。
生徒たちが、生理を理由に授業に出られないということがあってはいけません。
現在、無料のタンポンや生理用ナプキンはニューヨーク市の全ての公立学校で提供されています。
これで、生徒たちは自身の生理ではなく、テストに集中することができます。
ニューヨーク市のビル・デブラシオ市長も自身のツイッターで「生理の貧困を無くし、子どもたちが自身の生理ではなく授業に集中できるように、タンポンとナプキンを無料にしました」と発信している。