アメリカ・ニューヨークのクイーンズ地区で2月21日、雄牛1頭が食肉処理場から脱走し、警察が追跡捜索する一幕があった。
雄牛は21日朝、ニューヨーク市クイーンズの芝生で発見された。雄牛は警察とこう着状態となったが、その後警察によるバリケード封鎖を突破して通行人の元へ突っ込んでいったという。
クイーンズで、逃走中の牛と警察のにらみ合いを目撃中
牛が逃走した! クイーンズで今、警察が捕獲作業中。牛よ、走れ!
たった今、牛が警察のバリケード封鎖を突破した!
牛が誰かに突っ込んでいったけど、また逃走し始めた
今さらだけど、通りで起きてるこの騒動をまだ見てる
ニュージャージー州の動物保護施設「スカイランズ・アニマル・サンクチュアリ」の創設者マイク・ストゥーラ氏は、ハフィントンポストの取材に対し21日午後、警察に追い詰められて落ち着いた状態の雄牛を引き取りに行くところだと語った。
「もしかしたら引き取れるかもしれない」と、ストゥーラ氏は語った。さらに警察がオス牛を捕獲したらストゥーラ氏に譲ってくれると語ったと付け加えた。
しかし雄牛は午後2時半ごろ、市内の動物保護管理センターに移送途中に死んだ。ニューヨーク市消防局の広報官はハフィントンポストUS版に、「雄牛は死んだ」と話したが、詳細は説明は拒んだ。
速報:クイーンズ地区の食肉処理場から脱走した雄牛が死亡、原因は不明。ニューヨーク消防局は鎮静剤を使用した
2016年1月にクイーンズ地区の食肉処理場から牛が逃亡して約1時間ほど街中を徘徊した事件以来、ニューヨークで牛が脱走したのは少なくとも今回で3回目だ。その時の牛は、後ほどスカイランズに引き取られた。
また、ニューヨークで脱走した別の牛は最終的にコメディアンのジョン・スチュワートと、妻で動物愛護者のトレーシー・スチュワートに引き取られた。フランクと名付けられた牛は現在、スチュワート夫妻が所有するニュージャージーの動物保護施設「ヒメハジロ牧場」で暮らしている。
ハフィントンポストUS版より翻訳・加筆しました。
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