【ナッツリターン】「必ず復讐してやる」大韓航空・前副社長の妹がメッセ

大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョナ)前副社長(40)による「ナッツリターン」問題で、妹の趙ヒョンミン・大韓航空専務(31)が「必ず復讐してやる」という内容の文字メッセージを、趙前副社長に送っていたことが明らかになった。
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Cho Hyun-Ah, the daughter of Korean Air's chief executive, arrives for questioning at the prosecutors' office in Seoul on December 17, 2014. Korean prosecutors summoned Korean Air heiress and former senior executive Cho Hyun-Ah for questioning over her fit of 'nut rage' aboard a plane this month which sparked a national uproar. AFP PHOTO / JUNG YEON-JE (Photo credit should read JUNG YEON-JE/AFP/Getty Images)
JUNG YEON-JE via Getty Images

大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョナ)前副社長(40)が、飛行機内で乗務員のナッツの出し方に激怒し、飛行機を引き返させた「ナッツリターン」問題で、妹の趙ヒョンミン・大韓航空専務(31)が「必ず復讐してやる」という内容の文字メッセージを、趙前副社長に送っていたことが明らかになった。

ハフィントンポスト韓国版に掲載された韓国紙「ハンギョレ」の記事によると、検察が捜査で趙前副社長の携帯電話を押収し、メッセージのやりとりを確認して分かった。メッセージが送られたのは、趙前副社長が任意聴取のため検察に出頭した12月17日ごろという。12月30日、身柄拘束前に逮捕状の妥当性を確認するための本人尋問で、捜査資料として提出された。

趙専務が誰に「復讐」すると考えていたのかは分からないが、ハンギョレは「大韓航空社内の人物を指すとみられる」としている。

趙専務は12月31日、Twitterで「今朝、新聞で報じられた私のメッセージに関する記事のため、本当に何も申し上げる言葉もないほどに申し訳ない気持ちです。あえて弁明はしたくありません。すべて私の間違いですから…」と謝罪した。

趙ヒョンミン専務は「ナッツリターン」が大きく報じられていた12月17日に、自身が担当する大韓航空のマーケティング担当の社員に「反省文」と題するメールを送っていたが、「組織文化や、これまでの会社の間違っていた部分は、一人でつくられたのはありません」「すべての従業員の過失」と書かれていたことが報じられて批判を受けていた。

【事件の背景】

【事件の経過】

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