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「圧倒的に成長したい」野村総研入社2カ月のプロジェクトリーダーは、重圧に負けない。

「一度しかない若い時間、自分に可能な限りのプレッシャーをかけて成長していきたい」
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総合系コンサルティングファームを経て、野村総合研究所へ。そしてコンサルタントとして日々プロジェクトに挑む、高倉諒一さん(27)を取材した。「20代、コンサルタントとして圧倒的に成長したい」その志に迫った。 

日本最大級のコンサルティングファーム

2018年3月期、過去最高の売上高4,714億円を記録した野村総合研究所(以下、NRI)。

展開地域は世界19地域、従業員数は約13,000人を誇る。これまで、5,000を超える領域で累計20,000件以上のプロジェクトを手がけてきた。

さらに、近年注力しているのがデジタル関連の取り組みだ。各領域でデジタルトランスフォーメーションが加速する今、クライアントに対して業務プロセス変革や、新たなビジネスモデルの創出を担う。

「NRIに身を置く。そうすることで、20 代のうちに他では比にならないくらいの成長機会を積めると考えた。一度しかない若い時間、自分に可能な限りのプレッシャーをかけて成長していきたい。そう考えた時、最適な環境だと思いました」

NRIへの転職の決め手をこう語ってくれたのが、コンサルタントとして働く高倉諒一さん(27)。もともと、新卒で総合系コンサルティングファームに入社し、経営コンサルティングに携わってきた人物だ。

高倉さんの転職ストーリーを通して、同社で得られるキャリアについて迫っていこう。

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〈野村総合研究所〉
国内最大級のコンサルティングファーム。コンサルティングテーマは「経営戦略、事業戦略、組織・人事改革、業務改革」と多岐に渡る。製造業、情報通信、インフラをはじめ、各産業の企業に向けたコンサルティング、さらには政府・官公庁には政策提言、行政改革なども担う。
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入社2ヶ月で得た、プロジェクトリーダーのポジション

意外だったのが、NRIで築くキャリア。入社から2、3年目には、プロジェクトリーダーに抜擢する。そういった風土があるという。

「入社から5、6年の間に、一通りのコンサルティングワークを経験させる。20代の若手でも一人前のコンサルタントとして、自立してお客様と対峙し、価値を提供していけるように育成していく。これがNRIの考え方です」

事実、高倉さん自身、入社2ヶ月でプロジェクトリーダーに抜擢。それは規模にして数千万円という案件だったという。

「他のファームであれば、マネージャーやパートナークラスが任されるポジションと言ってもおかしくない。プロジェクト全体の進め方、タスクの区切り方や割り振り、さらにメンバーとして誰をアサインするのか、プロジェクト全体を設計する経験ができました」

経験したことのないポジション、プレッシャーは並大抵のものではなかったはずだ。ただ、彼は力強くこう語ってくれた。

「実際にお客様と対峙しないと、見えてこないことがある。そこに早い段階から触れられることは、コンサルタントとして経験を積む上でとても貴重な経験ができていると感じています」

もう一つ、NRIでユニークなのが、一緒にチームを組むコンサルタントの存在だ。

「その業界のお客様でも知らないような、ある種 “尖った” 知識や業界への膨大な知見を持っている人がNRIには大勢いる。こうした方々に足りない部分をカバーしてもらいながら、若手のうちから責任の大きいポジションにチャレンジできる。これほどコンサルタントとして鍛えられる環境はないんじゃないかと思っています」

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20代、自分にプレッシャーをかけていきたい

「お客様、そして世の中を先導していく。私自身の手でクライアント、そして業界そのものを変えていきたい」

今後実現していきたいことについて、こう語ってくれた高倉さん。そのために取り組んでいることがある。

「自分がどういったコンサルタントになりたいか、どういったスキル、ソリューションを得ていきたいのか。社内で発信していくことです」

NRIでは、コンサルタントそれぞれが実現したいキャリア像を発信することが良しとされる環境があるという。

「たとえば私の場合は、今何が足りていて、何が足りていないか。すべてのギャップを洗い出す。そして上司との面談のとき、”このスキルを埋めるためにこの領域の経験が必要なのだ”とプレゼンしています。そうすることで、希望していた領域のプロジェクトやポジションにアサインされたことも少なくありません」

取材中、印象的だったのが生き生きとした表情で仕事について語る姿。彼のモチベーションの源泉はどこにあるのか。

「仕事は将来的になりたい自分像や、実現したいことに向かっていくために欠かせない場所だと思っています。だからこそ私は、自分にプレッシャーをかけて学びたいし、経験を積んでいきたい。精神的なものだけでなく、体力的なものもそう。私は仕事が最も「人」として高められる環境だとも思っています。それを最大限に叶えられる環境がNRIにはある」

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