日本時間12月5日(水)13時18分頃、ニューカレドニアの沖合で地震が発生しました。
USGS(アメリカ地質調査所)によると、地震の規模を示すマグニチュードは7.5と推定されます。
深さが10kmと比較的浅く、津波発生のおそれがあることから、太平洋津波警報センターはニューカレドニアとヴァヌアツに津波に関する警報を発表し、警戒を促しています。
<津波の高さの予想(PTWCより)>
・ニューカレドニア 1m~3m
・ヴァヌアツ 1m~3m
・フィジー 0.3m~1m
※PTWC:太平洋津波警報センター
日本への津波の影響は現在調査中ですが、地震の規模や震源の位置から、大きな被害を及ぼすようなことはないと見られます。
ニューカレドニアの沖は、太平洋プレートとオーストラリアプレートの境界にあたり、過去にも大きな地震が発生しています。
今年8月29日には今回の震源のわずかに東でM7.1の地震が発生。1995年には今回とほぼ同規模のM7.7の地震が発生。
8月に発生した地震では、ヴァヌアツで27cm、ニューカレドニアで26cmの津波を観測しましたが、被害は報告されていません。
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