北朝鮮が10月15日、弾道ミサイルの発射実験に失敗したとみられる。
韓国の聯合ニュースによると、アメリカ戦略軍は「10月15日午後0時33分(韓国時間)、北朝鮮北西部の都市・亀城(クソン)付近から弾道ミサイルの発止実験をしたが、失敗した」との声明を出した。同軍や韓国軍は、中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみている。
国防総省の広報担当を務めるギャリー・ロス海軍中佐は、発射実験が国連安全保障理事会の決議に違反するもので「東北アジア地域の緊張を高める行動は自制すべきだ」と北朝鮮を非難した。
10月10日からは、過去に何度も南北の軍事衝突が起きた朝鮮半島西側の黄海で、米韓合同軍事演習が実施されており、こうした動きに対抗する可能性もあると、朝日新聞デジタルなどは伝えている。
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