韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は7月14日午前11時43分(日本時間)、東海岸から日本海に向けて放射砲(多連装ロケット砲)100発を発射した。砲弾は、北朝鮮の領海に落ちたという。朝日新聞デジタルなどが報じた。
韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮軍は14日午前11時53分ごろ、東海岸から東北方向の日本海上に向けて放射砲約100発を発射した。
(朝日新聞デジタル「北朝鮮、放射砲100発を発射 日本海上に向け」より 2014/07/14 13:22)
発射地点は、高城の非武装地帯の北方限界線の北側数百メートルで、東海上の軍事境界線の北方限界線の北側1〜8キロ落ちた。北朝鮮の射撃訓練は、まだ続いているという。
北朝鮮は同日午前11時53分から射撃を行った。発射地点は高城の非武装地帯の北方限界線から北側に数百メートル離れている。砲弾は東海上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)の北側1~8キロの海上に落ちた。NLL南側の韓国側海域には落下していない。
(聯合ニュース「北朝鮮 境界線近くで放射砲発射=東海の北側海域に落下」より 2014/07/14 13:27)
北朝鮮は、7月に入り9日と13日、日本海に向けて弾道ミサイルを発射している。近く、合同訓練を実施するアメリカと韓国の動きに反発し、韓国に軍事的圧力をかける狙いがあるとみられる。
韓国・釜山には11日に米原子力空母ジョージ・ワシントンが入港し、近く韓国軍と合同訓練を実施するほか、来月には定例の米韓合同軍事演習も実施される見通し。北朝鮮は米韓の動きに反発、5月下旬から、日本海に向け多連装砲や短距離弾道ミサイルの発射実験を繰り返しており、軍事的圧力をかける狙いとみられる。
(スポニチ「北朝鮮 日本海にロケット弾多数発射、100発と韓国メディア」より 2014/07/14 13:44)
木原稔防衛政務官は13日、弾道ミサイル発射について「政府として強く抗議した」と述べていた。
木原稔防衛政務官は、防衛省で記者団に対し、「最近も北朝鮮による弾道ミサイルの発射があり、極めて頻度が高いという印象だ。国連安全保障理事会の決議に明確に違反しており、政府として外交ルートを通じて強く抗議した」と述べました。
(NHKニュース「北朝鮮 弾道ミサイル2発発射か」より 2014/07/13 08:25)
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