東山紀之さん、山口達也メンバーの裏切りに失望。「(お酒に)飲まれてしまうタイプ。寂しいことが強かったのかな」

「寂しさに気づけなかった」と自責の念も
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テレビ朝日公式サイトより

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東山紀之、後輩・山口達也の裏切りに失望 「寂しさに気づけなかった」と自責の念も

 少年隊の東山紀之(51)が29日、キャスターを務めるテレビ朝日系ニュース情報番組『サンデーLIVE!!』(毎週日曜 前5:50~8:30※一部地域では前6:20~)に出演。所属事務所の後輩で、強制わいせつ容疑で書類送検され、26日に都内で会見した山口達也(46)に言及した。

 番組の冒頭で山口の話題を取り上げた。ジャニーズ事務所の先輩として山口の映像を神妙な顔で見つめた東山は「僕も先輩ですから、まずは被害に合われた方、ご家族の方に心よりお詫び申し上げたい」と謝罪した。

 その後、放送開始から約1時間30分後に再び山口についてのコーナーがスタート。山口は会見で「私の席があるのであれば、またTOKIOとしてやっていけたら」と発言。前日28日に放送されたテレビ朝日系生放送情報番組『週刊ニュースリーダー』(毎週土曜 前6:00~8:00)でTOKIOのリーダーである城島茂(47)は復帰願望について「ありえない」と拒絶した。

 あらためて「被害に合われた方、そのご家族の怒りは子どもを持つ親として、よく理解できる。ここでお詫びさせていただきたい」と謝罪した東山は「僕にとってTOKIOは本当の弟以上の存在。僕自身も30年以上の付き合い。まさか山口が、という感じ。彼は男気の強い、いい男だと接していて感じていた。今回のが、うそであればいいなと思いました」と偽りざる思いを口にした。

 一方で「僕らは夢や希望を与える立場。それを失望に変えたのは大きな罪」と断罪。TOKIOに復帰したいという思いには「戻る、戻らないはグループの中で話し合ってもらう」と前置きして「僕らは女性や未成年を守る立場。その立場の人間がお酒を飲んで、自宅に呼んだ。その子たちにとっては、お兄さん、父親と同じような存在で信頼していたと思う。その信頼していた人に、わいせつな行為をされたショックは計り知れない。本人が、どんなに反省しても反省しきれない。どんなにお酒が入っていたとはいえ、その状況を作ったのは彼。考え方の甘さが露呈した」と切り捨てた。

 最後は先輩としての思いも語った。お酒について「何回か、注意した記憶はあります」と明かし「飲まれてしまうタイプ。寂しいことが強かったのかな。お酒に逃げる。周りにいた僕らにも寂しさに気づいてあげられなかった責任がある」と自責の念を口にした。そして「これだけ器用で、いろんなことができて、いろんな人を幸せにしてきた人間。この事件で失望に変えたのは残念。彼が、これからどうやって生きていくのかを見ていかないといけないと感じている。突き放すというより、ここから彼がどういう風に人生を学んでいくのかを見ていきたい」と話した。