高円宮家の次女、典子さま(25)と出雲大社(島根県出雲市)禰宜(ねぎ)の千家国麿さん(40)の結納にあたる「納采(のうさい)の儀」が7月4日、東京・元赤坂の高円宮邸で行われた。この儀式により婚約が正式に成立した。時事ドットコムなどが報じた。
午前10時ごろ、千家さんの使者として、出雲大社権宮司で千家さんの叔父に当たる和比古さん(64)が宮邸に到着。典子さまと母の久子さまが応接室で対応された。
和比古さんは「何とぞ幾久しくお納め下さいますようにお願いを申し上げます」と述べて納采の品であるタイと日本酒、ドレス用の絹の目録を渡した。典子さまは「謹んでお受けいたします」と応じたという。出雲市の千家さんの自宅にも典子さまの使者の宮内庁職員が訪れ、同様に目録を渡した。
(時事ドットコム「典子さま、納采の儀=千家さんと婚約調う」より 2014/07/04 11:53)
納采の儀を終えた典子さまと千家さんは、宮内庁を通じて文書で感想を表し、典子さまは「滞りなく納采の儀を終えることができましたことをうれしく思っています」と述べられた。また、千家さんは「賜りました御縁に感謝しつつ、日々を過ごしてまいりたいと存じます」と述べたという。
結婚式は今年10月5日に出雲大社で行われる予定。皇族の結婚は2005年の天皇、皇后両陛下の長女黒田清子さん以来となる。
ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています。
ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています。@HuffPostJapan をフォロー
関連記事