国土地理院が2月21日、東京・小笠原諸島の西之島周辺の火山活動で巨大化し、西之島とつながった新しい島を撮影した最新の空中写真を公開した。火山活動で噴出した溶岩などの海面上の体積は、東京ドームの6倍に相当する約790万立方メートルで、2カ月の間に10倍近くになったという。写真測量は16日に行われた。
2月16日と2013年12月4日(右、12月17日(緑)と2月16日(赤)の海岸線を加えたもの)に撮影された小笠原諸島・西之島周辺
国土地理院は、最新の観測データを元に作成した西之島周辺の立体図も公表。国土地理院のホームページ上の画面で見ることができる。
MSN産経ニュースによると、「新島」は今後も拡大するとみられている。
国土地理院が、16日に西之島周辺を空中写真撮影した。昨年12月17日に撮影した画像と比較、分析したところ、噴出した溶岩で海面に現れている部分は、80万立方メートルから10倍近くに増えた。標高は約66メートルで、2カ月間で約27メートル高くなった。
(MSN産経ニュース「『新島』ドーム6杯分に 空中撮影で確認、西之島」より 2014/02/21 18:14)
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