錦織圭、決勝進出ならず ATPツアーファイナル、ジョコビッチに敗れる

ATPワールドツアー・ファイナルに初出場で準決勝に進出した錦織圭は、11月15日(現地時間)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に1-6、6-3、0-6のフルセットで敗れ、決勝進出はならなかった。
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LONDON, ENGLAND - NOVEMBER 15: Kei Nishikori of Japan in action during the round robin singles match against Novak Djokovic of Serbia on day seven of the Barclays ATP World Tour Finals at O2 Arena on November 15, 2014 in London, England. (Photo by Justin Setterfield/Getty Images)
Justin Setterfield via Getty Images

ATPワールドツアー・ファイナルに初出場で準決勝に進出した錦織圭は、11月15日(現地時間)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に1-6、6-3、0-6のフルセットで敗れ、決勝進出はならなかった。

錦織は、第1セットを奪われて望んだ第2セット、積極的な攻撃を仕掛け、フォアでジョコビッチを跳ね返す場面が増えた。一進一退の攻防の末に、6-3で初めてジョコビッチからセットを奪った。

しかし、第3セットに入ると、肝心な場面でダブルフォールトを取られたり、渾身の一打がネットにかかるなど、ミスが目立ち、1ゲームも取れずに敗退が決まってしまった。

錦織は試合後「焦って引きずってしまった」と振り返った。

-チャンスがあったが

錦織 (勝利に)近づいていたと思う。最終セット、1ゲームも取れなかったけど、チャンスはあった。

-勝敗を分けたのは

錦織 第3セットの1ゲーム目。あのゲームが、1番のキーポイントだった。(2本のブレークポイントを)取れなくて焦って、引きずってしまった。

-それでも健闘だった

錦織 いい試合をしても、負けたら意味がない。どんな相手でも勝たないと。負けたのは、やっぱり悔しい。

-今年のシーズンを振り返って

錦織 最高の1年だった。今大会も最初の経験だったけど、いいプレーもできた。

-来季に向けて

錦織 12月のオフシーズンにしっかりトレーニングを積んで、ケガなしの体を作る。1月の全豪を楽しみにしている。

錦織、決勝逃すも「最高の1年」一問一答 - テニスニュース : nikkansports.comより 2014/11/16 02:44)

ツアーファイナル3連覇に王手をかけたジョコビッチは「錦織のプレーはすばらしかった」とたたえた。

試合後は「錦織のプレーは素晴らしかった。厳しい試合だったが、勝てて本当に良かった」とコメント。「錦織にとっては大事な場面でダブルフォールトがあったのが痛かっただろう」と分析した。

ジョコビッチ3連覇王手「厳しい試合 錦織のプレーは素晴らしかった」 ― スポニチ Sponichi Annex テニスより 2014/11/16 01:27)

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