任天堂のTVゲーム機「Wii U」が2016年内に生産終了すると3月23日に一部のマスコミが報じたが、任天堂は同日「報道は事実ではない」と公式には否定した。
日経新聞は3月23日朝刊で、以下のように書いていた。
任天堂は主力の据え置き型ゲーム機「Wii U」の生産を年内にも終了する。人気ソフトが少ないことなどから、前機種「Wii」に比べ、販売が振るわず、回復が見込めないと判断したもようだ。同社は今年中にも、新型ゲーム機を発表する予定。ゲーム機メーカーは次世代機の発売後も一定期間、旧型機の生産を続けることが多いが、不振が続くため、早めの生産終了に踏み切る。
(「任天堂、主力機『Wii U』生産終了 年内にも」より)
その後、産経ニュースや日本テレビも日経新聞と同様の報道をした。しかし、任天堂は公式には一連の報道を否定。ハフポスト編集部の電話取材に対して広報担当者の男性は、以下のようにコメントした。
報道は事実ではありません。2016年4月以降もWii Uの生産・製造を継続します。年内に新型ゲーム機「NX」を発表予定ですが、Wii Uは「スプラトゥーン」や「スーパーマリオメーカー」などが高い人気があり、ゲームファンの需要に応えたいと思っています
Wii Uは2012年12月に発売され、2015年末には全世界で累計1260万台を販売している。
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